塗装の流れ
塗装の流れ
お問い合わせから塗装までの流れと、各工程でのポイントをご紹介いたします。
1. お問い合わせ
「そろそろ塗り替え時期なのは知っているけれど、まだすぐにやるかどうかは決めていない」
「他社の訪問営業の人から塗り替え時期だと言われたけれど本当にそうなの?」
「相場が分からないので相見積もりをさせて欲しい」
そんなお問い合わせでも結構です。塗装一筋50年、本物の塗装専門店にぜひご相談ください。
しつこい営業や決断を急かせる強引なセールスは一切しませんのでご安心ください。
工事現場の様子をご覧になりたい方は、現在当社で施工中の現場をご案内することもできます。
(※注意:タイミングによっては施工現場のご案内が難しい場合もございます)
「ホームページを見て」とお伝え下さい!
2. 会社または現地でのお打合せ
水谷塗装店をお選び頂いたお客様が、皆さん口を揃えておっしゃる言葉があります。
「会社に行って、社長に会ったら、ここなら大丈夫だと信用できた」
長年建築業界に勤めていた方、身内に塗装屋さんがいる方、過去に業者選びで失敗した方…。
そんな業界をよく知る方々こそ、私たちをお選び頂けるのには理由があります。
「百聞は一見に如かず」どうぞ我が社にお気軽にお立ち寄り下さい。
もちろん初めから現地でのお打合せでも大丈夫です。
3. 無料現地調査
塗装経験の無い営業マンではなく、経験豊富な現場監督が現地調査を行います。
お家の構造や材質、面積だけではなく、建物の傷み方や劣化の仕方、雨漏りの程度などをしっかり確認していきます。
気になる箇所やご要望があれば遠慮なくお伝え下さい。
なお当社では、お庭やお家の中の不用品の処分、雨樋の交換・詰まりの清掃、ハチの巣の駆除なども行っています。お家周りのお困りごとがありましたら、お気軽に親方にご相談下さい。(自社で行えないものに関しては、知り合いの業者をご紹介します)
4. 無料見積もり
ヒアリング内容や現地調査の内容をもとに、無料でお見積もりを作成します。
主に使用する塗料によって耐用年数や機能、金額が変わってきます。
当社のお見積もりは、足場や高圧洗浄、塗装まで、すべて込み込みの明瞭な料金となっています。
お見積もり以外に追加で費用を請求することはありませんのでご安心ください(後から見積もり外の追加発注を頂く場合を除く)。
借り入れや補助金、火災保険などの都合で、お支払いタイミングやお支払い方法に関してご希望がある場合は、事前にご相談下さい。
5. ご契約、色决め、スケジュール提出、挨拶まわり
工事内容をしっかりご確認頂いた上で、正式にご契約・ご発注となります。
ご希望の配色や「こんな風にしたい」というイメージに近いお写真などがあれば、それに合わせた色の塗料をご提案します。また、具体的なご要望がない場合には、街並みや建物の全体的な雰囲気などを考慮して、プロ目線でのご提案をします。
各ご家庭の事情や季節、他の案件との兼ね合いなどを考慮して、スケジュールを組んでいきます。
作業開始前には、近隣挨拶もしっかりしますのでご安心下さい。
6. 足場組み
そしていよいよ工事スタートです。
まずは、足場を組みます。カン!カン!と音がうるさくてごめんなさい。でも職人が一気に組むのでその間だけ我慢して下さい。
どんなに腕のいい職人さんでも、作業する足元が不安定な状態なら、腕の良さを発揮できません。足場作りはとても神経を使っています。もしもの時のために、塗料の飛散を防ぐメッシュシートも設置します。
7. 高圧マイクロ洗浄
汚れたまま塗装をすると塗料がしっかり付きにくいため、外壁と屋根の洗浄を行います。水が室内に入ってしまわないよう、建物の窓や扉を全部屋しっかり閉めてください。今まで蓄積された汚れ、劣化した塗料、コケ、カビを高圧洗浄で一気にきれいに落としていきます。コケやカビが残ってしまうと、剥がれや膨れの原因にもなるため、隅々までしっかり洗い落とします。
単なる水洗いではありません。圧力は150㎏/m²。コイン洗車場の圧力が80㎏/m²なので想像できますよね。それだけ高圧な水のため、注意しながら作業を行います。場所や目的の違いでノズルも代えていきます。洗浄にもこだわります。
注意:建物周囲のコケや歴史を感じさせる物など、洗浄してはいけない箇所がありましたら、必ず事前にお伝え下さい。
8. 養生、コーキング
塗装前の下準備として、養生・下地調整を行います。
養生とは、サッシ窓や床など、塗料を塗らない部分をビニールやテープで覆うことを指します。たとえ塗料が垂れても汚れないようにする大切な作業です。
下地調整では、壁のひび割れ(クラック)や目地のコーキング処理を行います。下地調整が不十分だと、後々めくれの原因になるため、塗装する前に一番手を抜いてはいけない大切な作業です。技術と姿勢が問われます。
9. 下塗り
上塗り用の塗料がしっかりと壁面に定着するように、壁面そのものの強度を上げるために、下地調整剤とよばれる塗料を塗っていきます。これが下塗り作業です。
下地調整剤は、外装によってその種類を変えていきます。ココがこだわりのポイントです。染み込んでいく浸透性のもの、上塗りの吸い込みを防ぐ厚膜タイプのものなど、いくつかの種類があるため、材料の選択が腕の見せ所です。
また、腕だけでなく、こうした見えにくい作業の時こそ、手を抜かずに丁寧に行う「美しいこころ」が一番大事になってきます。
10. 中塗り
いよいよ中塗りです。ここで押さえておかなければいけないポイントは、外壁・屋根の塗替えは、3回塗りが基本だということです。 下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りです。
この中塗り作業をごまかす下請け業者が以前は多くいました。中塗りを省けばその分費用が浮きますし、中塗りを入れなくても見た目はほとんど変わらないからです。ですが、中塗りを省くと耐候性能が大きく劣るため、3年後、しっかり答えは出ます。
だからこそ私たちは「美しいこころ」を経営理念に掲げ、塗装職人としての誇りを持って、自分たちの心に恥じない仕事をしようと、毎朝朝礼で確認しています。
11. 仕上げ塗り
仕上げ塗りは、見た目とモチを左右する重要な作業なのでとても緊張します。
仕上げ塗りを丁寧にすることで、紫外線や酸性雨の影響を最小限に抑えるとともに、汚れも付きにくく、より長期にわたって美しい家を保てるようになります。メーカーの規定量に沿って、角や隅まできっちり塗布していきます。
ここまでの作業工程をしっかり行うことで、初めて上塗りの効果がでます。
12. 最後までこだわります
屋根の破風板(はふいた)や鼻隠し(はなかくし)、雨樋(あまどい)、雨戸やシャッターなどの付帯箇所を塗って完成です。
各箇所で材質が異なるので、使用する塗料も変えていきます。
このあたりの塗装は、ひと昔前は刷毛塗りが主流で、職人の腕の見せ所でした。
今は、刷毛塗りではきれいに塗装できない職人でも、ローラーの質が良くなったおかげで、ローラーできれいに塗ることができます。
私たちもローラーで作業はしますが、刷毛塗りを経験したことがない職人には負けたくありません。職人としてのプライドです。
※注意:雨戸やシャッターを塗る場合、塗料がくっついて一時的に開かなくなることが稀にありますが、その場合はすぐに対応しますのでお知らせ下さい。
13. 足場解体
足場解体です。またカン!カン!と音がうるさくてごめんなさい。
でも職人さんが足場を一気にばらしますのでその間だけ我慢して下さい。
実は足場がばれる瞬間が一番緊張いたします。
心を込めて塗替えをしたお家のお披露目ですから、いつも胸が高鳴ります。
14. 完成
ついに完成です!どうですか?きれいに見違えるようになりましたね!色選びにも悩みましたからね。喜びも倍増です。
私たちも「ありがとう!」「とっても良い感じですね!」と言ってもらえることが一番の喜びです。
完成までに、平均的なお家で職人2人で作業して10日から14日ぐらいの期間です。自慢の職人たちが作業します。
15. 保証、お支払い、アフターフォロー
完成後にご請求書をお届けします。銀行振込か現金払いにてお願いいたします。
工事中も随時お客様に気になる点などをご確認いただきますが、工事完了後でも、不具合や気になる点がありましたらどうぞお知らせ下さい。すぐに対応に伺います。
私たちは、塗って終わりの関係ではなく、塗装やお家周りのお困りごとがあれば何でもご相談頂ける、「お家のかかりつけ」のような存在でありたいと願っています。自社ではできないことでも、知り合いの信頼できる業者をご紹介することはできますので、何でもお気軽にご相談下さい。ささやかながら「幸せリフォーム通信」というニュースレターもお届けしていますので、どうぞご覧下さい。